2016年 関西ハムシンポジウム
    「サルでも解るArdiuno/cwキーヤー」 講習会
                                  講師:JG3RWX 前川 義男
 2016年1月更新!!
 
1:はじめに
「LED チカチカは、CW ツー・ト ツー・ト だった」をサブテーマに講習会を企画しました。
 話題のArduino(アルデュイーノ)を使って、気軽に始める電子工作プログラミングを
 はじめて見ませんか。
  まずはLEDチカチカをさせるプログラムを説明します。
  LEDを接点に置き換え、CW(モールス)のキーヤーとして完成させます。”
                          と言うことで、皆さんに広報をしました。

「Arduino」 インターネットやCQ誌などで、その活用方法を見かけます
しかし、いざ始めてみようと思うと、なかなか敷居が高い物です
もし、貴方に技術があって、上手く動かすところまで、こぎ着けても
LEDをチカチカさせるところで終わってしまう物です
実は!!
私もそうでした、LEDが幾ら複雑な点滅をしても、まさにチカチカするだけで、それ以上の発展はありませんでした
しかし!! ある日 ひらめいたのです!!
LED チカチカは、CW ツー・ト ツー・ト に置き換えられることに気がついたんです
そこから、数時間で奇跡的にCWキーヤーの原型が出来上がりました。

2:Arduionとは
PIC、AVRの1チップマイコンが、進化を遂げてArduinoに成りました
今回、使用しますArduinoはAttmega328pと言うAVRマイコンを使用しています
では、AVRマイコンとArduinoと何が違うの??
ごくごく簡単に言うと、AVRを簡単に使えるようにした物が、Arduinoです
簡単に??  説明しますと
Attmega328pに、まず動作できる環境、つまり電源や発振子などを取り付け、8〜12V程度の電源を入れてやれば、マイコンとして動作する環境を作りました
そして、プログラムが書き込めるようにUSBコネクターを取り付け、シリアルIC経由でプログラムが書き込めるようにした物が、Arduinoと成ります
こうしたことで、パソコンとUSBケーブルをつなぐだけで、プログラムが書き込めるようになったんです
今まで、Attmega328pで何か開発しようとすると、今説明した物を自分で作らねば成らず、非常に敷居の高い、技術的にも困難な物でした

簡単でしょ??  ですから、今回のテーマにも掲げた
「サルでも解るArduino」の元になっています

3:今回使うArduionの説明
今回使いますArduinoは正確には、「Arduino UNO 互換機」と成ります
Arduino UNO の純正品は、インターネットの色々なサイトで販売されています
amazonで購入すると3200円程度しています
パソコンを例に考えると、純正品が安定していて信頼性も高いように思いますが、技術情報が公開されていますので、純正品と互換機の差はほぼ無く、必ずしも純正である必要ありません
今回皆さんに使って頂く互換品でもきちんと動作します    

ただ、互換機は少しこつが必要で、Arduinoとして動作させるために、ブートローダーを書き込む必要があります
この点は、講習会で実習しますから問題有りません


4:講習会の内容
0.Ardiunoの概要
     Arduino概要説明
     Arduino回路図説明
     Arduino各pinを解説
     配布プログラムの説明
     Fritzingの説明インストール

1.初期設定
     Arduino IDEのインストール
     USBドライバーインストール、USB認識確認
     ブートローダー書き込み
     スケッチのコンパイル
     スケッチをArdiunoに転送する
2.出力制御
     LED チカチカ
     CW CQCQCQCQCQ
3.入力取り込み
     SW取り付け
     5Vプルアップ回路説明
4入出力応用(2.3.連動させる)
     SWを押すとCQを送信(CW−Keyerの原型完成)
5.LCDディスプレー表示
     LCDをArduinoに接続します
     LCDに名前とコールサインを表示します
6.全ての応用
     LCDに表示した符号を、SWを押すと送信を開始
     CWトレーナーへの可能性 など
7.特別編
     icomのCV−Iインターフェースとシリアル通信

5:講習会キットの内容

・Arduino UNO互換基板(完成品で動作検査を行い配布します)
・フォトカップラーを載せたユニバーサルシールドセット

  3回路フォトカップラー
  スイッチセット

  その他部品   ¥2,500円

*注意* 講習会で使用します互換基板です

・オプション1
  16文字 x 2行 のLCDディスプレーをプラグインで接続出来る形にして
  配布します
       ¥1,000円


 *注意* 表面保護シートを外していませんので、保護シートが光っています ご容赦ください

・オプション2
  Arduino と LCDディスプレーを収納できる専用、プラスチックのケースです

  当然ケースに入れたまま、デバッグ作業も可能です
       ¥1,000円

LCD表示器を窓に収納でき、Arduinoを内部に収納できるだけで無く、収納したままUSBケーブルを接続出来ます

*お願い*
出来ましたら、オプション1のLCDディスプレーはご購入下さい
なぜならば、スケッチ(プログラムの事です)のデバッグをするときに、Arduinoの中がどうなっているか? 調べるのに非常に有効です

何か指針と成る物が無いと、手直しの内容がわからなくなるためです

6:講習会に、ご参加の際に準備して頂く物
当日は、上記 4:項の内容で講習を進める予定です
よって、半田付け、配線、組み立てをしている時間は有りません
また、基板の信頼性を上げるために、私の方でアッセンブリし、検査を行い
100%動作する状態で皆さんにお渡し致します
講習内容としては、Arduinoの運用とソフト関連の話になります
ですから、必要な物としては
パソコンが必要です  パソコンのスペックはとりあえずUSBポートがあればOKです
・USB B-Typeのケーブルを用意下さい  プリンターとかをつなぐケーブルです


これ以外に
デジカメ(様子を記録するため)
ビデオカメラ(これも記録をするため)  が有ればなお良いでしょう


7:耳寄り情報 
講習会の予定には入っていませんが、今回のキットを使って、シリアル通信を行うと
icomのCi−Vの解析が出来ます 正式に内容に加えました
つまり、Arduinoでicomの無線機がコントロール出来ます 但し今回はコマンド受信のみを行います
それで何が出来るかと言うと
例えば
  クリエイト社のアンテナで CD−78シリーズの周波数切り替えが自動で出来たり
  icomの無線機とリニアアンプのコントローラーを作ったり   出来ます

   

8:講習内容にシリアル通信を追加
講習のキットを使えば、このようにicomの無線機からデーターを読み取り、各種情報が表示出来る様になります
これは、サンプル画面で講習内容とは若干異なります