(学校インターネット2の参加校の実践事例)
○ 学校名 兵庫県立西宮香風高等学校
1 学年及び教科等
地理歴史科 『情報地理』
※本校は単位制高等学校であるため、学年の区別は存在しない。
2 題材名
「にしのみやグリーンマップ」の作成
3 ねらい
・GISソフトを活用して地図を作成する。
・インターネットを活用してグリーンマップのマップメーカーと交流する。
・グリーンマップを通して西宮の都市環境について考える。
4 配当時間
26時間
5 使用機器等
デジタルボード PC(WindowsXP)
6 授業内容
学習の流れ | 指導上の留意点 |
1.「Green Map System」からグリーンマップ・アイコン(グリーンマップ地図記号)の版権を取得 「Green Map System」から登録メールが届く→(mail-1) 「Green Map System」へ登録メールを送る→(mail-2) GreenMap mailing listで,紹介される→(mailing list-1) 「Green Map System」からグリーンマップ・アイコンやツールが送られてくる 「Green Map System」から世界のグリーンマップが届く 3.「にしのみやグリーンマップ」のホームページを開設 5.フィールドワークの結果を地図にまとめる (1)数値地図2500(空間データ基盤)から使用データの抽出 (2)プリントアウトした地図(1000分の1)の張り合わせ (3)グリーンマップ・アイコンの作成 (4)調査・観察したポイントにグリーンマップ・アイコンを貼る (5)調査・観察したポイントをデジタルカメラで撮影する (6)香風祭(文化祭)で発表 (7)香風祭の展示の様子や地図作成の過程を「Green Map System」、グリーンマップ・ジャパンに報告 (8)GreenMap mailing listで,香風祭の様子が紹介される 6.「にしのみやグリーンマップ」(紙地図)の作成 (1)数値地図2500(空間データ基盤)から「街区」データを表示 (2)表示された「街区」データをトレースし、「街区」レイヤーを作成 (3)「街区」レイヤーをもとに「道路」レイヤー、「鉄道」レイヤー、「河川」レイヤー、「公園」レイヤーなどを作成する (4)「グリーンマップ・アイコン」レイヤーを作成する (5)各レイヤーを重ね合わせる (6)地図の色調などを考える (7)成果地図を「Green Map System」、グリーンマップ・ジャパンに送る (8)「Green Map System」のホームページで紹介される (9)『ヒロシマと世界のグリーンマップ』展(2003.02.17-03.09)で展示される 7.WEB版「にしのみやグリーンマップ」の作成 |
著作権についてしっかり学習させる 「Green Map System」とのメールのやり取りについては、メールをデジタルボードに映し出し、生徒とともに行う。
「グリーンマップ」の理念について、送られてきた地図やインターネットを通じて、学習させる。
グリーンマップ・ジャパンの制作者と生徒がメールを通じて交流→メールの書き方を学習させる 制作過程をホームページに公開する。 国土地理院発行の地形図や数値地図データの複製・使用承認についてしっかり学習させる。 ※数値地図2500(空間データ基盤)は「兵庫−3」を使用 ※GISソフトは、ΣMapを使用
※数値地図2500(空間データ基盤)は「兵庫−3」を使用 ※GISソフトは、ΣMapを使用 ※地図の作成は、Adobe Illustratorを使用
国土地理院に数値地図データの使用承認申請をする。 「Green Map System」からメールが届き、生徒に紹介。 |